ジャカランダ
「YAWARA!」や「MONSTER」などが代表作の浦沢直樹の初期の作品に「パイナップル・アーミー」というコミックがある。
その第5巻に、「ジャカランダ」という花のエピソードが出てくる。
花や植物に近いところで仕事をしているオヤジが、ジャカランダの花についての知識を得たのは、恥ずかしながら四半世紀前のこの漫画からである。
その後、神戸の街中でその木を見、沖縄あたりでは花も咲く、と聞いたが、ナマで花を見たのは去年が最初だ。
職場のすぐ近くで、今年も咲き始めた。
もともともっと暖かい地方で咲く花のはず。大阪も温暖化が進んでいるのか。
しかし、
なかなか、美しい色である。オヤジの好きな青色系の花だ。
ふと思う。「パイナップル・アーミー」では、このジャカランダの木の上に潜む、ゲリラの狙撃手を主人公の相棒の女性傭兵が気付く、という設定だったのだが、どうにも、葉が寂しい。
よりによって、こんな樹木に身を潜める狙撃手もいないだろう。
色んな花が次々と咲く季節もそろそろ小休止か。
暑いばかりの夏はすぐそこだ。



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